若い頃は人に見られることが、恥ずかしくて仕方ありませんでした。子供時代は写真も大嫌いで、撮影されるのがとても怖かったです。ステージ上で大勢のお客様に見られて怖いと思ったこともありますよ。緊張で頭が真っ白になってしまう。そういう弱さを克服するためには、とにかく自信を持つことです。プリマドンナでも、脇役でも、自信を持って臨むことが大切です。
ドレスや宝石で自らを飾ることも大きな自信になりますね。女性として“見られる”ということはエネルギーになります。
また、緊張感も実は必要なのだということも知りました。同じステージを何度も重ねていくと緊張感がなくなり、集中力が途切れてしまうのです。今では適度な緊張感がないと、この仕事を長く続けることはできないとさえ思うようになりました。
クラシックの世界では、若くて素晴らしい歌手がいきなり登場したという話はあまり聞きません。それは、年齢や経験を重ねた内面的なものが、歌の味わいや表現力に影響するからなのだと思います。特に、オペラはステージ上のドラマですから、それぞれに人物設定があって、さまざまな感情表現が求められるので、テクニックだけでは押し切れません。
私も歌唱法を磨くだけではなく、18〜19世紀のクラシック音楽の歴史を知るためにイタリアへ渡って美術館や街の風景などを見てまわり、作品のイメージを目で見て肌で感じようと努力した時期がありました。
また、人生経験も表現力を高めるには大切です。ただ漠然と毎日を過ごすのではなく、テレビや映画、友人の恋愛体験や悲しい出来事など、日常のさまざまな感情を敏感に受け取り、自分に重ねて考えるようにしています。
| リング | : BF07-1006 | ステップオーバルリング | 54,600円 | ![]() |
| ネックレス | : BF07-2001 | ドット セミプレシャスストーンネックレス | 49,350円 | |
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